1989(Taylor’s Version)と1989の違い

10月27日に発売された1989(Taylor's Version)を聴いて、1989との比較をしつつ、感想をまとめます。

当作品は1989の再録アルバムになりますが、感じが変わったなと思いました。

テイラースウィフトが年を重ねているので(1989リリース時24歳、現在33歳)当然声質は変わっていると思いますし、編集も若干変わっていますが、全体的に軽く、ソフトになった印象です。

1989の方が魂から叫んでいる印象で訴えかけるものがあり、気持ちの入り方は1989の方が上かなと思いました。曲に込めた気持ちを持ったまま歌っているのと、そうでない歌い方の違いでしょうか。

1989(Taylor's Version)のほうは懐かしんで歌っている印象があります。「こんな気持ちのこともあったわね…」という感じでしょうか。

Harry Styles への気持ちを歌った曲として有名な「Style」(違うかもしれませんが世間の反応は「Style…Styles？？Harry の曲？」なので)を聞き比べると1989のStyle は未練のようなものを感じ、叫ぶように熱を入れて歌っている箇所があるのに対して、1989(Taylor's Version)のほうはさらりと歌っており、笑顔が垣間見えるような声の印象です。

好みが分かれそうですが、私は1989の方が好きかも…。